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CWのシナリオレビューを中心に

ジェーンと黄金の魚

ジェーンと黄金の魚 ★★★☆☆
10分  レベル2~4
寝る前にサクッとCardWirth vol.1レビュー第7弾、ジェーンと黄金の魚。碧海の都アレトゥーザは既にレビュー済みなので、寝る前にサクッとCardWirth vol.1のレビューは今回の記事で最後。
探索なし、戦闘はボス戦が2回。台詞中に謎のスペースを多用しているのは相変わらずで、今作は半角スペースも混じっている。使い分けの基準が気になる。
旅の準備を整えるところからシナリオが始まる。前作に登場したカレー屋に寄り道できたり、リューンで買った物が旅先で少しだけ高く売れる行商要素があったりと、遊び心満載。会話パートは今回も安定の出来。道中の会話は性格や所持クーポンによってパターンが用意されている。敵はそれなりに強いが、戦闘に入る前に勝てないと思ったら逃げろ、というような事をNPCが警告してくれる。レベル2*6人パーティで辛勝。恐らく全員レベル4のパーティなら楽勝すぎるだろう。相変わらず話の展開は突飛だが、それものちのち冷静に考えてみれば強引な展開だったなあ、という程度の物で、テンポの良さとストーリーの面白さがそれを気付かせない。これはこのシリーズの持ち味と言ってもいい。
一点、完全に好みの問題なのだが、「ラクヨオ」「カヒ」といった実在の固有名詞を使われると、ファンタジー感というか、世界観にヒビが入る(前者は「ラクヨウ」ではないのでギリギリ許せるが)。こういうところはもう少し気を使って欲しかった。
前作のジェーンの経営術同様、一切面倒なことをせずにそれなりの達成感が得られ、明快なストーリーを楽しめる作品。